チャレンジしてみる?ワケあり株への投資

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アベノミクスの失速が明らかになりつつあり、株式市場の取引高も1兆円を割るかどうかの水準をウロウロとしているが、そんな中でもマザーズやジャスダックなどの新興市場を中心に上場しているいわゆる「ワケあり株」への投資は活発だ。一攫千金が期待できると言われているワケあり株投資だが、実際のところはどうなのだろうか。
今回は、ワケあり株への投資について見てみよう。

ワケあり株ってなんだ?

そもそも、ワケあり株とはどのようなものなのか。ワケあり株とは一言で言ってしまえば、不祥事や業績不振など様々な理由により株価が極めて安値で推移している株のことを言う。低位株はITやバイオなど、ベンチャー分野に集中する傾向があるものの、一度不祥事が明らかになれば、オリンパスや東芝、東電のように日本を代表するような大企業でもあっという間にワケあり株へと転落する。
また、上場してから複数回の社名変更や業種変更をおこなっていたり、本業が何をやっているのか明らかではないような会社の株式もワケあり株の一種と言える。このような株は不祥事や業績不振での株価低迷とは異なり、暴力団などの反社会勢力の窓口となっているケースもある。そのため、実際の投資には慎重になる必要があると言えるだろう。

ワケあり株に投資で一攫千金?

様々な理由で株価が低空飛行をしているワケあり株だが、うまくタイミングに乗れれば大化けする可能性を秘めている株式でもある。そのため、ワケあり株専門で取引をしている投資家も無視できないほどの数が存在している。彼らはどのような投資方法でワケあり株に投資しているのだろうか。
もっとも一般的なワケあり株への投資方法としては、ニュースで話題になったトピックに関する事業を扱っている企業への投資がある。例えば、ニュースのベタ記事で新しい技術が発見されたと報じられれば、それに関する事業を提供している企業の株式は上昇する傾向にある。よほど大きなニュースでもなければ大企業の株価への反映は微々たるものだが、ワケあり株を発行している企業であればその価格の安さと値動きへの期待から、大きく動く傾向が強い。そのため、株価の上昇に一気に飛びついて値上がりすると瞬く間にいなくなるいわゆる「イナゴ」が飛びつきやすく、値動きがより大きくなる傾向がある。イナゴは特にマザーズやジャスダックに上場している銘柄に反応する傾向が強く、中でもゲームやIT、バイオ関連銘柄など生き馬の目を抜く競争が繰りひろげられている銘柄や、IPO直後で市場の評価が定まっていない銘柄に殺到する。
ワケあり株の投資では、このイナゴの動きをいかに上手く利用して利益を得られるかが大きなポイントと言えるだろう。

リターンが大きいもののリスクも大きいワケあり株投資

東証一部に上場している企業の株式と違い、マザーズやジャスダックに上場している企業の株式は玉石混交と言える。まっとうな企業がほとんどであるものの、一部には上場してIPOで経営陣が株式を売り抜けることを目的とした上場ゴール状態の企業も存在する。このような企業は特にリスクが高く、投資の対象とすると期待はずれどころか大きな損失を生む結果になりやすい。
それだけではない。ワケあり株ではテーマ次第では大きな値動きがあり、利益が期待できる。
しかし日々無数のニュースが配信されている現在、ほとんどのテーマでは株価が反応することはなく、仕込みが無駄になることのほうが多い。ワケあり株は一攫千金を狙うのにうってつけの投資方法ではあるが、実際に成功するかどうかはかなり分の悪い賭けといえるだろう。

おわりに

一攫千金を狙えることから初心者から熟練者まで注目を集めるワケあり株だが、そのためには様々な下準備が必要とされる。
一攫千金への道は平坦ではなく、険しいものなのだ。

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