大荒れの相場を見極めるにはどうすればいいのか

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FXで稼ぐためには、「底で買って天井で売る」のが基本だが、そのためには相場の値動きを把握して、トレンドを見極める必要がある。大荒れの相場を見極めるためには、どのような点に注意すればよいのだろうか。

相場の見極めに欠かせない「相場分析」

はじめてであればビギナーズラックで大きく一発を充てることもないではない。しかし、それを安定した取引とするためには、ビギナーズラックを十分な経験則とする相場分析が欠かせない。相場分析にはどのようなものがあるのだろうか。その特徴を見てみよう。

様々な指標を駆使して短期間の値動きを把握する「テクニカル分析」

テクニカル分析とは一言で言うと、過去・現在を蓄積した価格や出来高などのデータから、比較的近い将来の値動きを予想する相場分析の手法だ。これだけではなにが何やら理解し難いだろう。
例を示してもう少しわかりやすく説明しよう。
Yahoo!ファイナンスの一定期間を超えるチャート画面を開くと、様々な条件指定ができるが、この指定できる条件を利用して相場分析をおこなうのがテクニカル分析と考えれば間違いはない。基本的なテクニカル指標としては、ローソク足や移動平均などがあるが、この他にもレジスタンスライン・サポートラインやボリンジャーバンド、MACDをはじめ、無数と言っていいほどのテクニカル指標が存在する。そのため、テクニカル指標は単独で利用するよりも複数を組み合わせるほうがより精度が高まる。

要人発言や金融政策から中長期の値動きを予測する「ファンダメンタルズ分析」

過去・現在の値動きから比較的短期間の相場の値動きを予測するテクニカル分析に対して、より中長期的な方向性を予測するのが「ファンダメンタルズ分析」だ。ファンダメンタルズ分析の特徴は、テクニカル分析と違って分析に当たってチャートや指標を参考にしないことがあげられる。ファンダメンタルズ分析で活用されるのは、財務担当大臣や中央銀行総裁といった一国の金融政策を担当する要人の発言や、財務担当官庁や中央銀行のおこなう金融政策だ。
具体例で見てみると、2012年末の政権交代とそれによるアベノミクスの導入がある。直前の民主党政権では、様々な要因が重なったことで1ドル = 70円台から80円台という歴史的な円高で推移していた。
しかし2012年末の衆議院選挙によって民主党が大敗、自民党に政権が戻ると、大胆な経済政策を主張していた安倍政治への期待感から円安が進行、あっという間に1ドル = 100円台に戻し、一時は1ドル = 120円台まで円安が進むこととなった。
このように金融政策のトレンドの大きな転換を予想させる動きがあったときに、発言や金融政策から、相場がどのように動くかを予測するのが「ファンダメンタルズ分析」である。
ファンダメンタルズ分析はテクニカル分析ほど精度の高い分析はできないものの、中長期の大まかな相場のトレンドを掴むのに向いているため、相場の底や天井を見るためには欠かせない相場分析の手法と言える。

相場分析は絶対確実ではない

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析はそれぞれ独自の手法で不確定な相場の動向を予測しようとする分析手法であるが、気をつけたいのはどちらの分析方法も「絶対確実」な分析ではない点だ。
特にテクニカル分析は比較的精度の高い分析が可能となるため、つい分析結果を確実なものと考えがちだが、実際には予測に過ぎず、何らかの要因で大きな変動があると予測とは大きく外れた値動きになることは多々ある。
どれだけ確実に思えても、相場分析に頼りきった取引をしないことが相場で生き残るためには欠かせないポイントと言える。

おわりに

相場の見極めには相場分析が欠かせないが、相場分析に頼りきりの取引もリスクが大きくなる。大きな利益を狙うのであれば、相場分析を頼りきりにしない取引が欠かせないのは言うまでもないだろう。

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